HASUNA<ハスナ>「エシカルジュエリーだから」ではなく素敵だから、欲しい。
伊勢丹1Fにも入っていて、オリエンタルな印象もありつつ洗練されたデザインが気になっていたブランド「HASUNA(ハスナ)」。
今日は私個人的な目線からHASUNA<ハスナ>をレヴュー致します。
最初に気になったのは、デザインが素敵だから
私が最初にHASUNA<ハスナ>のジュエリーが欲しいと思ったのは、デザインに個性があり、ダイナミックかつ繊細な海外ブランドのようなセンスが目に留まったからです。
洗練されたオリエンタルさがたまらない
こういうシックかつ個性の光る着こなし素敵や〜
石だけじゃなくオリジナルの幾何学的なモチーフが(・∀・)イイ!!
と、私は完全にジュエリーとしての素敵さからHASUNAを見つけましたが、実際はHASUNA<ハスナ>は「エシカルジュエリー」のブランドとして誕生した歴史があることを後で知りました。
↑遅い
“エシカル”から始まったブランドだけれど・・・
「エシカル・ファッション」──── 数年前からちょくちょく聞かれるようになったマーケ用語。エシカルは「倫理的」「道徳上の」という意味をもつ。
エシカルファッションとは、簡単に言うと「おしゃれしつつ、環境・社会貢献にもなる」仕組みの中で作られたファッション商材ということ。
「フェアトレード」的な言葉ですね。←ごめん適当
これまで低賃金・劣悪な環境で働いてきた第三国の労働者に雇用を生み出し、生活水準を維持させることのできるビジネスモデルと言えばいいか。
HASUNA<ハスナ>はもともと代表・白木夏子さんの、「途上国の支援活動がしたい」という思いから始まった「エシカル・ジュエリー」が特徴であるブランドだけれど・・・
今現在(2017年)においては、もうエシカルうんぬんの枠を飛び越えたネクストステージに立っていらっしゃる感があります。
ブランド設立の2009年から9年ほどたった2016年、「エシカルなのは当たり前かなと感じたので」という白木さんの言葉通り、エシカルを前面に出したブランドからPERPETUAL(永続的な) JEWELRY」というテーマでリブランディングされています。(出展:fashionsnap.com)
これは事実上、一流ジュエラーとしてのHASUNA<ハスナ>第二章であると取れるんじゃないでしょうか笑。
今でこそ泥の中から咲き誇る蓮の花のように美しい展開を見せているHASUNAですが・・・
最初はきっと、神秘のヴェールに包まれたと言えば聞こえはいいが、大変に不透明なことの多いジュエリーの流通にメスを入れ、透明化を目指しながらのモノづくりはおそらく血ヘドを吐くほど大変だったことと予想されます。
それが「当たり前に回せるようになった」ということ・・・いやスゲーことですよ。
もちろんこれからも、エシカルであることはHASUNA<ハスナ>の他には無いポイントなのですが、それ以前に優れた品質・デザインのジュエリーとして成り立っているのが何よりハスナの凄いところ。
代表の白木さんが、ファッションセンス×ビジネスセンス×社会貢献の3つのバランスが取れた類い稀なる人材であることが現れているなと感じます。
↓代表の白木さん。同世代の働く女性としても尊敬します・・・
ジュエリーブランドとして面白いのはこれから
冒頭で言った通り、私個人としてはHASUNA<ハスナ>は純粋にファッションジュエリーとして欲しいと思ったクチですし、いちジュエリーブランドとして非常に高い品質とセンスを保っていると思います。
これってとても大事なことだと思うんですよ。
だって一般人には、いくら社会貢献になるからと言われてもイマイチ気に入らないジュエリーなんてビタイチ要りませんからね…。
「エシカル」や「フェアトレード」、活動的には尊敬するが欲しいかどうかは別なのです。
そもそもおしゃれとは、ワガママで利己的で移り気だから気持ちいい側面もあるからね(・ω< )テヘ
↑倫理的には底辺な意見ですが、いち消費者の遠慮のない意見てこんなもんです
・・・えーと何が言いたいかというと。
「エシカル」ばかりが先だと、ともするとジュエリーブランドとしては二流になってしまう恐れがありますよね。
しかしHASUNAはまずジュエリーとして一流の品質・デザイン・売り方をしているので、消費者的にも「一生もののジュエリー買っちゃった♡」が先にくる。
その後で「しかも社会貢献にもなるなんてさらに素敵やん」という気持ちにさせてくれます。
そういうのが、いい。
個人的には天然石とモダンな地金モチーフのシリーズがたまらん♡
彩度抑えめのカラージェムにオリエンタルなモチーフのバランスも最高
「エシカル」の中ですでに自由に泳げるようになったHASUNA<ハスナ>が、ブランドとしてさらに面白くなるのはこれからって気がしますね!
<了>
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