GEM PALACE<ジェムパレス>がたまらなく魅力的な理由【インドジュエリー】

インドの由緒正しき王室ジュエラー・GEM PALACE(ジェムパレス)をご存知でしょうか?

 

私は数年前にインドに行った際に初めて知って以来、インドの独特なジュエリー文化に魅せられました。

 

その中心にあるのがジェムパレス。

ジュエリーの持つ高貴さ、エレガントさに加え、インドらしい鮮やかなカラー、他のジュエリーにはない大らかさが特徴です。

 

 

インドジュエリーの魅力にハマる人は・・・一度知ったらズブズブ行くと思いますよ笑。

 

ということで大好きなジェムパレスをレヴューしていきます♡

 

 

GEM PALACE(ジェムパレス)の歴史

 

GEM PALACE(ジェムパレス)は、1600年以上にわたってインドの象徴的なジュエラーとして君臨し続ける確固たる存在。

 

1700年にジャイプールのマハラジャにジュエリーを謹製するコート・ジュエラーとなった「カスリワル家」に端を発します。

カスリワル家は、1852年にハヴェリ(大邸宅)に移り、M.I.ロードに旗艦の宝石店をオープン。(ちなみに現在もMIロードにあります)

これが現在のジェムパレスの始まりです。

 

現在のジェムパレスの様子↓

 

イギリス統治時代には、ヨーロッパの美の影響を受けさらに洗練されていくジェムパレス。

 

西洋的なエッセンスと融合して以来、インド国内のみならず世界各国のセレブを魅了していきます。

 

1960年代以降、米国ファーストレディやイギリス、スウェーデン王室など錚々たる面々がジェムパレスを訪れ、また、芸術品としてもNYメトロポリタン美術館、ロンドンのギルバート・コレクションなどでも展示されました。

 

(以上Gem Palace Webサイトより意訳)

 

・・・とにかくインドを代表する正当な王室御用達ジュエラーであり、現在も各国のセレブリティを魅了してやまないモダンさも兼ね備えたジュエラーということですね。

 

 

東洋と西洋の美が融合した洗練のデザイン

 

インドジュエリーというとコッテリきらびやか、サリーに似合うキンキラキンといったイメージでしょうか?実際その通りです笑。

 

例えばこういうの。こんなん日本人には無理ですわw↓

 

このように笑、インド国内にはどうにもインド人しか着こなせないであろうデザインのジュエラーが多い中、ジェムパレスのデザインは西洋的に洗練されています。

 

インドのエキゾチックさはそのままに、小ぶりでカジュアルなラインも多数あり、世界中で大人気なんですね〜。

 

キャワイイ。このカラー取り合わせは日本人にはできない!↓

 

これなんか、日本人にも着こなせそう!

ステキ(*´Д`)ハァハァ

 

モダンなガネーシャ!可愛い

 

このように、日本でもジェムパレスの影響を受けているデザイナーさんは多いって位、カラーストーンを使ったものの上流に位置するジュエラーです。

 

ジャイプール本店には私も行きましたが、2Fにはジュエリー業界では泣く子も黙るフランスのブランドMHT(マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック)の工房もあります。

 

↓憧れブランドも、ここジェムパレス内から発信

pin

 

 

伝統の職人芸に、世界の最先端のデザインが集まる場所だから、洗練されているわけですね。

 

 

世界へ発信。新しいアプローチに胸キュン

 

現在、近代化が著しいインド。

ジャイプールは古き良きマハラジャ統治時代の面影を残す街ですが、デリーやムンバイ始め大都市からどんどん近代化されていってます。

 

現在のオーナーは6代目のSanjay Kasliwalサンジャイ・カスリワル氏。

 

サンジャイ氏はとても進歩的で柔軟な姿勢の持ち主のようで、インドの近代化に合わせるように新しいデザインや戦略を打ち出しているようです。

 

2007年にはトルコで最初のブティック「The Gem Palace Istabul」をオープン、2014年にはNYに「SANJAY KASLIWALブティック」をオープン。

 

ジェムパレス公式で見れますが、どのブティックもインド発とは思えないほど(失礼)、おしゃれで洗練されています。

 

ムンバイ店の様子↓

日本にも出さないかな〜出さねえだろうな〜笑

 

 

日本向けの展開は?

 

と、ここまでGEM PALACE(ジェムパレス)を日本人的な感性で紹介してまいりましたが・・・

 

ジェムパレスは、今のところ特別に日本人に向けた商売はしていません。

 

このページを見て初めて知った人が「ステキ♡♡♡」と思ってインドに行った際訪れてみたら・・・日本で展開しているブランドと比べ、まだまだ「日本人におなじみ」と言えるほどの展開ではないことを感じるかもしれません。

 

やはり今の所、メインはインド及びヨーロッパ、アメリカ人向けといったところですね。

 

 

しかしなんというか、日本人的に痒いところに手が届く感じではありませんが、この大らかさ・異国情緒含めて楽しむのが正解かと思います。

 

カラフルでピュアなストーンと、はちみつ色の22金はやはりインドジュエリーならではの魅力!ハマると本当にハマります(←俺だ)。

 

 

とはいえ日本で買うと(伊勢丹や阪急うめだなどで取扱中)スゲー高い。そもそも取扱いも少なく、20万〜のアイテムが多いです。

 

インド・(特にジャイプール)に行った際はお安く(と言っても3万円以下のものはあまり無いかも)手に入れられるチャンスなので、是非インドジュエリーの美しさに触れてみてはいかがだろうか。

 

(了)

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