さくらももこ「ももこの宝石物語」Amazonレヴューが。。。

先日、享年53歳でお亡くなりになったさくらももこ氏、こんな本も出していたのですね。

 

(早速ポチりました。まだ届いてないけど。)

 

 

内容は、さくらももこ氏がふとしたきっかけで宝石に開眼し、日本のジュエラーでの買い物、スリランカやインドへの買い付け旅行などなどを綴ったエッセイ。

 

さくら氏が魅せられた宝石の世界を、あの独特でピュアな視点で面白おかしく捉えているのだろうなと予想。

 

 

ところが。

 

この「ももこの宝石物語」のレヴューがね・・・嫉妬と羨望うず巻く、なかなかに人間のなんたるかを垣間見させてくれる味わい深いモノになっているのです。

 

5つ星のうち3.3、星の数からするとそれほど悪い評価ではないんですが。

 

レヴュー内容がみんなメッチャ嫌味www

 

 

「まるで自慢のオンパレード。さくらさん、変わってしまったんですね」

 

 

「ちびまる子ちゃんで得た収入で爆買いですか。先生の作品が好きだったのに」

 

「どれだけ美しい石を買ってもなお、心の奥底に満たされない思いを抱えているんですね」

 

「作者の下品さが際立ってます」

 

「今の金持ちなさくら先生は好きじゃない」

 

「先生、買い物依存症でしょうか、心配です」

 

 

 

 

(´・ω・)・・・

 

批判のほとんどは、ほっとけ馬鹿と思わせられるくだらなさ。

 

まあ、あれですね、「ちびまる子ちゃん」のまる子の家庭から、何十万も何百万もするジュエリーをポンポン買うというのは想像できないものね。

 

つまり、元々ステージが違う金持ちには何とも思わないけれど、同じステージにいた庶民のさくらさんがお高いジュエリーを買い求めるのは腹がたつ、と。。。

 

まっこと、人の嫉妬心は恐ろしい。。。

 

 

内容に対しての普通の批判は良いと思う。

「この本は宝石の知識にはならない」とか「写真が少なくて伝わらない」とかであれば。

 

でもそうではない。

否定的なレヴューのほとんどが、さくらさんが「ジュエリーを買い漁っていて下品」「庶民の生活を描くのがさくらさんだろう」というモノ。

 

 

本当にジュエリーは、人の心を映し出す鏡ですね。

 

私にはレヴューにブータラクータラ妬みを書いている人の方がさくらさん氏よりよほど、心が満たされてない人に映るけどね??

 

 

 

さくらももこ氏は確かに、庶民の日常や感覚をふっとあぶり出すのが抜群にうまい人で、人の滑稽さを嫌味なく面白がれる観点をお持ちの人だと思う。

 

でもその人がジュエリーに魅せられて、ジュエリーを題材に本を出したら「庶民の感覚を忘れやがって」と批判を受ける・・・

(まだ読んでないけれど)いくら彼女がジュエリーに開眼したって、さくら先生は、あの、滑稽さやかっこ悪さを楽しむ視点は健在だと思うんだけどなあ。

 

けど、私がそう思うのも、自分がジュエリー好きだから代弁者になっているだけ?

 

考え出すと、わからない。

わからなくなるのもまた、ジュエリーの魔窟なのかしらん。

 

 

まあ、この辺りは、まだ私はこの本を読んでいないから、読んで見てから感想を描くわね。

今回これだけさくら先生を擁護したけれど、読んでアレっと思ったら正直に訂正させて頂きますわね笑。

 

(了)

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