唯一無二のスタイルになる、ギリシャのブランドMAKRI<マクリ>の世界
(サムネ画像は公式HPからお借りしました)
強さと個性、ファッション性があるジュエリーが大好きな私。
<MAKRI>マクリはそんな私の心をくすぐって止まない、数少ないジュエリーなのだ。
ということで、今日はマクリについてレヴューしてみたよ。
デザイナーはギリシャ人女性
デザイナーは、ギリシャ出身・今もギリシャ在中のイレアナ・マクリ女史。
GIAでジュエリーを学んだのち、1987年に自身のブティック「Magria」をオープン。アテネの中心にあるこの店舗では、ファッション、工芸品などのアート、ジュエリーを展開。
96年に自身のジュエリーライン「Makri」を発表。
コレクションを発表するやいなや、あっという間にバーニーズを始め世界中のセレクトショップで取り扱われるようになります。
ジェニファー・ロペスをはじめとするセレブ人気も高いみたいです。←でたセレブ人気w
日本ではESTNATION、伊勢丹新宿、阪急うめだ、バーニーズなどで取り扱いあり。
私が初めて知ったのもESTNATIONの店頭でした。
東洋、そしてアフリカ大陸との交差点ギリシャから輩出されたデザイナーズ・ジュエリーというだけで稀有な存在という感じがしますね。
ヨーロッパ人が再解釈した東洋の美しさが大好物な私としては、マクリのデザインはまさにドンピシャです。
神話や宗教、異文化の美しさを取り入れた唯一無二の世界観
マクリのジュエリーは、ギリシャ神話を想起させるモチーフや、西洋・東洋を問わない様々な土地の文化や宗教からインスピレーションを受けています。
全体的にちょっと呪術的な、個性的なモチーフが多いです。
蛇とか
目玉とか(evil eye=悪魔の目。ギリシャの魔除け)
パールをあしらった月モチーフも、どこかエキゾチック
一見かなり人を選びそうな、強いデザインが多いですよね。
だがそれがいい。
K18以上の金やダイヤ、セミプレシャスストーンをふんだんに使ったジュエリーは値が張るものなので、どうしても「無難な」「永遠に飽きのこない」デザインを選びがち。
市場がそうなっているので当たり前といえば当たり前ですが、ジュエリーってやはりモードに寄った思い切ったデザイン性のものって少ないです。
あったとしても受注生産だとかで、在庫は持たなかったり。。。
そんな中でのマクリのこの思い切った戦略自体にも、惚れ惚れしますね。
やはり、自分を持ったミステリアスでクレバーな女性にオススメしたいブランドです。
ちょっとした自己表現、自分の中での美の儀式にぴったり笑。
ロックシックでエレガント。普段使いするのがクール。
蛇や目玉のモチーフなど、ちょっとロックシックにも見えるマクリ。
画像やショーケースで見るとちょっとハードなイメージを持つかもしれませんが、実際につけてみると驚くほどエレガントに決まります。
コンセプトは”Fine jewelry for no special occasion”。
特別なシーンのためのジュエリではなく、いつもの自己表現のためのジュエリーということ。
オホホなマダムになってしまいたくない、でも本物感が欲しいお年頃なので
気になるお値段は・・・それなりにします笑
本物のお素材を使ったファインジュエリーかつ、マニアックなデザイン性の高さは唯一無二・・・ということで、替えが効かないぶんお値段もなかなかのもの笑。
小さなペンダントトップ(チェーンは別売り)など、お安いものでも50,000円程度はする印象。
複数お石を使っているものだと、やはり100,000円〜150,000円はしますし、ちょっとボリューミーなものはもちろんウン十万円超えでございます。( ´_ゝ`)フーン
しかし、手持ちのシンプルなものや、あえてフェミニンなものと重ね付けしたらさぞかしバランスの取れたクールなスタイルが完成するだろう…と思うと1つは欲しい女心。。。
こういうデザイン性の高いものは長く使えないのでは?という意見もあるし、確かに孫子の代まで使うかは疑問だけれど笑。
しかし、蛇やdevil eyeなんかのある意味普遍的なモチーフは、洗練されている本物のジュエリーであれば巡りめぐって長く使えるんじゃないかなー、とも思っています。
セールは絶対にしませんとESTNATIONの売り子さんが言ってましたので笑、ピンとくる物に出会った時に、ぜひ!
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