ディプティックの「フィロシコス」生のイチヂクの青さがたまらない。

Diptyqueのフィロシコス(PHILOSYKOS)をお試し。

 

ディプティックのラインナップの中でも、特にイチヂクを愛する本国フランスでは人気と聞いた香りだそうだ。

 

だいたいこんな感じの香りです↓

 

なるほど生のイチヂク、桃などのフルーツ好きにはたまらない香りになっていた。

 

フルーツ好き人間は、生フルーツを愛し過ぎのためかピーチの香料などは人工的過ぎるゆえあまり好まない傾向にあるのですが、これはかなりいい香りに感じた。

 

しかもフレッシュなだけでなく適度な甘やかさがある!これ重要。フレッシュなだけだと、トワレとしては格段に面白みがなくなるので。

 

 

生イチヂクが楽しめる香り。フレッシュな桃のようにも感じる

 

トワレの口元に鼻を近づけた時は、ミドルのココナッツ的な香りが前に出ている感じがした。

ところがひと吹きすると、それとは全く違うイチヂク(私にとっては桃)の青臭い香りがシュパッと広がって驚き。

 

フルーティー系の香水によくあるような、フルーツの甘ったるい部分だけを誇張したような香りとは全く違う。

イチヂクのみずみずしい果実や葉っぱ、皮のちょっとしたエグみすら感じる・・・。

 

とにかくイチヂクの全てを余すところなく堪能できてしまう贅沢さが嬉しい香りだった。

 

ただしこの青い生の香りはすぐに消えてしまい、ああっもっと嗅いでいたい…となった。笑。

果実も人も、青い時期というのは儚く短い・・・ということを表現している香りなのだろうか(事実は不明)。

ミドルのココナッツミルキーさも上品

 

トップの、シュパッとしたイチヂクの青い香りが儚く消えていくと、徐々に爽やかな甘さが顔を出し、ココナッツの香りのように感じられてくる。

ココナッツといっても、ヤンキーの車の匂いに代表されるような甘ったるいものでは断じてなく・・・

 

あくまで果実の甘さを後押しするような、上品ミルキーなココナッツ。

 

ちなみに、ここまで付けてから小一時間なのだが、すでにかなりの微香になっている。

 

それでも自分自身には香るし、エレベーターなど狭い密室でも香害にならない程度なので、これはこれでイイんじゃないでしょうか。

 

まとめますと、

 

 

セクシー感や神秘的さはないものの、素直な果実の香りがする・・・まさに「ただ、そこにある果実」。

 

嫌味のなさからか、フルーツ好きの宿命か、個人的には気づけばディプティックの中では1番ボディに付けている香りかもしれない。気負わず使える。

 

ということで、桃やイチヂク好き、フルーツ好きにはオススメな香りです。

 

(了)

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